日光下駄をお探しの方は、全国にいらっしゃると思います。
中には日光下駄の故郷である日光市よりはるか遠くから日光下駄をお求めになりたい方もいますよね。
いざ日光下駄を購入したいと考えた時に気になってくるのが、値段の相場です。
ざっくりとした値段の相場としては2万5千円前後〜4万円を超えるものまであります。
ここでは、日光下駄の値段の相場と値段の決まり方について詳しくご紹介していきます。
日光下駄の値段は2万5千円前後から
日光下駄の値段は、日光下駄を作る職人によっても異なります。
桐の台木から作っているという職人は今のところ存じ上げないので、職人それぞれが生地屋さんから仕入れているのでしょう。
その後の草履表を編む作業・鼻緒を作る作業(中には鼻緒自体を仕入ている職人もいるようです)・木台・草履表・鼻緒を挿げる作業などは日光下駄の職人が手作業で行います。
どの職人がどこから仕入れをしてどんな工程で作っているかによっても日光下駄の値段には差が生じます。
また日光下駄のサイズによっても違いが生じる場合もあるようです。
吉見屋で取り扱う伝統工芸士 星ひでおの日光下駄の場合は、以下の内容で価格が変動します。
- 下駄のサイズ
- 草履表に染めが入るか
- 台木に塗が入るか
- その他・台木に彫りが入るか・台木の型など
たとえば↓のようなサイズ7寸5分(靴のサイズで22.5cm-23.5cmの方が目安)の白木の台木に染めなしの草履表のシンプルな日光下駄で24,200円(税込)です。
同じデザインでも8寸(靴のサイズで24.0cm-25.0cmの方が目安)であれば値段は25,300円(税込)。
8寸3分(靴のサイズで24.0cm-25.0cmの方が目安)であれば値段は28,600円(税込)となります。
さらに草履表に染めが入ったり、台木に塗りが入ったりすることでオプション工程が追加されるので料金がプラスになるシステムです。
たとえば7寸5分(靴のサイズで22.5cm-23.5cmの方が目安)の草履表に染めはなし、台木に(赤)塗りが入っている↓のような日光下駄の場合、価格は29,700円。
さらに、7寸5分(靴のサイズで22.5cm-23.5cmの方が目安)の草履表に(赤の)染め、台木に(赤)塗りが入っている↓のような日光下駄の場合、価格は36,300円(税込)となっていきます。
このように日光下駄の値段は、まずはサイズ。それに加えてデザイン次第で料金が変わってきます。
実際に販売している日光下駄の値段を確認したい場合にはこちらの販売ページをご確認ください。
日光下駄の値段はなぜ高価なのか？
日光下駄の1足の値段は2万円台から4万円を超えるものまでありますが、決して安い買い物ではありません。
同じ下駄でも量販店などに売っている下駄であれば、数千円で購入できるものもあるでしょう。
しかし日光下駄は工場などで量産される下駄とは異なり、1足1足を職人が手作りしています。
草履表を編んで、鼻緒を挿げて…場合によっては鼻緒の布地の染めから工程を始める場合もあるでしょう。
手作りで1足1足作り上げられる日光下駄だからこそ工場などで量産される下駄とは異なる価値があります。
